新型コロナウィルス感染防止のため、2021年夏に延期となりました
一人ひとりが自分らしく生きる。そんな寛容な社会をつくりたいと願い、Kokoroは歴史を教材にした命や人権の教育活動に取り組んでいます。
これまで20年の歩みのなかで、スタディツアーを12回実施し、135名の大学生や教員の皆さんとアウシュヴィッツへ旅をしました。昨年から、国立アウシュヴィッツ博物館と共に、日本の教員向けのプログラムを特別に提供できることになりました。
国際教育センター長のアンジェイ・カツォジクさん、エデュケーター(ガイド)の中谷剛さん、教育事業部のアリシャ・ヴォイチェクさん、遺品保存部の当麻さくらさんなど、アウシュヴィッツ博物館のグローバルな素晴らしいチームの皆さんと交流しながら、共に学びませんか。
民主主義、科学技術、医学、芸術、法律、信仰・・・私たちはどんな社会に生きたいのか。この場所に立つと、様々な問いが投げかけられます。探求の旅に出かけましょう!
NPO法人ホロコースト教育資料センター
代表 石岡史子
スケジュール
1日目
8/18(火)
成田発。直行または経由便でポーランドの首都ワルシャワへ。
2日目
8/19(水)
ワルシャワ市内見学 -第二次世界大戦時のポーランドの歴史をたどります。
・世界遺産リンゲルブルム・アーカイブ見学
・ポーランド・ユダヤ人の歴史博物館(Polin)ガイドツアー
・コルチャック記念館訪問
・ワルシャワ歴史地区などを見学
列車でクラクフへ移動します
3日目
8/20(木)
アウシュヴィッツ博物館での研修・1日目
・国際教育センター長アンジェイ・カツォジクさんの講演
・中谷剛さんの案内で第1収容所を見学
・遺品など展示物の修復・維持をする保存部の見学
・オシフィエンチム市内を散策しながら歴史をたどります
4日目
8/21(金)
アウシュヴィッツ博物館での研修・2日目
・中谷剛さんの案内で第2収容所(ビルケナウ)見学
・ホロコースト生還者と交流(博物館員の講演に変更の可能性もあります)
5日目
8/22(土)
クラクフ市内見学
・旧ユダヤ人地区・カジミエシュ見学
・世界遺産のクラクフ歴史地区見学
6日目
8/23(日)
帰国の途へ
7日目
8/24(月)
午前、成田空港着。解散
メッセ―ジ
「アウシュヴィッツの教育セミナーにぜひご参加ください」
アウシュヴィッツはホロコーストとジェノサイドの世界共通のシンボルになりました。毎年この「追悼の場」を全世界から200万人以上の人々が訪れます。憎悪や偏見、暴力の境界線を見て知って各人で問い質すためにやって来るのです。
「追悼の場・アウシュヴィッツ-ビルケナウ」とは数百の歴史建造物や痕跡、数万の遺留品であり、これまで人類が経験しなかった犠牲者の特異な歴史を保存しています。アウシュヴィッツ訪問は見学者一人ひとりにとって収容所の実態に触れる貴重な体験です。
アウシュヴィッツ・ホロコースト国際教育センターが主催する「旧ナチ・ドイツ強制・殲滅収容所」に於けるセミナーにぜひご参加ください。アウシュヴィッツの歴史を詳しく知り、生還者と会って話すことができます。アウシュヴィッツで起きたことだけでなく、虐殺に至ったプロセスやこの第二次世界大戦の悲劇がヨーロッパや世界、そして今日の私たちにどれほどの影響を及ぼしてきたかを知り、よく理解できるように講義やワークショップ、ディスカッションや交流を日程に組み入れています。