ドイツ平和村
紛争地域で傷つき、自国では十分な治療を受けられない子どもたちを連れてきて治療し、治ったら母国へ帰す「援助飛行」という活動を行っているNGOがドイツにあります。「ドイツ国際平和村」は、1967年から半世紀以上にわたり、ボランティアや寄付金に支えられて続けています。
戦後75年の今年、10月に企画していたドイツへのスタディツアーでこの平和村を視察予定でした。ツアーは延期となりましたが、来年の実施に向けて、秋山典子さんを講師にお迎えしてお話をお聞きしました。
秋山さんは、平和村でのボランティア体験を経て、2005年に自ら「ドイツ平和村をサポートする会」を立ち上げ、日本からの支援活動を続けています。
秋山さんが平和村の支援を始めたきっかけや、平和村が目指していることなど、とても詳しく学ぶことができました。
平和村のスタッフとして活動されている宍倉妙子さんや『忘却に抵抗するドイツ』著者の岡裕人さんもドイツから参加してくださり、様々な質問にお答えいただきました。心より感謝いたします。
参加者の皆さんのアンケートより
秋山さんの情熱が伝わってきました。たえこさんと岡さんのおかげでより多角的なセッションになりましたね。大学生の存在も大きかったように感じます。
実際の講演会に行くのと同じくらい、ドイツ国際平和村のことがよくわかり、またそれに関わる人の熱意もひしひしと伝わってきました。私もこの場所の存在について、周りの人に伝えていきます。良い企画をありがとうございました。
平和村の考え方が良くわかりました。以前から気にはしていたのですが、もっと早くちゃんと調べて訪問すべきだったと悔やんでいます。秋山さんが57歳でボランティアに旅立たれた決意と、その後今もサポートする会を立ち上げ伝え続けている姿に感動しました。参加者の皆様も多彩な顔ぶれで本当にいい会でした。ありがとうございました。
秋山さんのお話がすごく分かりやすくて印象に残りました。すごく考えさせられる内容となりました。
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