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▶はじめに
はじめに
Introduction
ヤーノシュ・ツェグレディさんは、ハンガリーの首都ブダペストに生まれ、7歳でホロコーストから生き延びました。ピアニストとして1967年に初めて来日して以来、長く東京に暮らしています。
Kokoroは、数年前からヤーノシュさんとの交流を続けてきました。初めは「過去のことを思い出すと辛くなるから…」と口を閉ざしていたヤーノシュさんですが、「若者たちとの対話のなかでなら話してみたい」と少しずつ語り始めてくれました。そして一昨年から昨年にかけて、東京、神奈川の中学生、高校生たちとの対話が実現しました。
当時幼かったヤーノシュさんの記憶を鮮明にしてくれたのは、ニュージーランド在住の2歳年上のお兄さん、スティーブンさんでした。スティーブンさんはニュージーランドのホロコーストセンターの開館に携わっており、自身の体験を学生たちに語っていました。いただいた講演記録をもとに、Kokoroは、スライド写真で見る「ヤーノシュとスティーブンの物語」を製作、高校生に朗読をしてもらう形で、昨年の「ホロコースト国際デー」で発表しました。
この度、今年の国際デーに合わせて、この朗読と写真スライド、ヤーノシュさんと高校生の対話を、一つのビデオにまとめたものを公開します。
日本に暮らすホロコースト生還者ヤーノシュさんが体験したこと、今の世界について思うこと、ぜひご覧になってみてください。
NPO法人ホロコースト教育資料センター(Kokoro)
ヤーノシュとスティーブンの物語
Story of Janos and Steven
ヤーノシュさんと中学生、高校生の2年間の対話をもとに製作しました。
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