記憶を歩く。in ブダペスト(前編)
こんにちは、Kokoro事務局のみきです。ブログでは初めましてですね。 昨年からKokoroでお仕事をさせていただいています。 特に自分の興味のあるテーマは、「記憶」についてです。 この記事でも、それについて書いてみたいと思います。...
問い続ける
「いったいこの世界はどうなってしまったのだ?」 アウシュヴィッツから年次報告書が届き、添えられていた手紙はこんな問いから始まっていました。 ピオトル・ツィヴィンスキ館長の言葉です。 「記憶への責任はいったいどこへ。記憶以外の何に根をはって私たちは希望を育むことができるという...
劇団銅鑼「ハンナのかばん」公演
ポーランドのアウシュビッツ博物館から東京のホロコースト教育資料センターに届いた茶色いかばん。 かばんにはこう書かれていました。 ハンナ・ブレイディ 1931年5月16日生まれ 孤児 「ユダヤ人」という理由で殺された600万もの人々 ...
映画「ユダヤ人を救った動物園」を観て
上映の始まりから、楽しく嬉しい光景が流れていく。ポーランド・ワルシャワの動物園を、夫ヤンと経営するアントニーナは、朝いちばんに自転車で動物園中を走り回り、動物たちと挨拶を交わす。檻の中の動物たちも、生き生きと彼女に挨拶を返す。そこには、人間と動物のパラダイスを彷彿とさせる、...
舞台「ハンナのかばん」がみんなの学校にやってくる!
舞台「ハンナのかばん」が皆さんの学校にやってくるチャンス! 文化庁の助成が受けられますので、ぜひご応募ください。 劇団銅鑼の舞台「ハンナのかばん」は、2009年の初演以来、好評を受けて全国で巡演しています。今年はいよいよ200ステージを迎えます。...
「つまずきの石」
ヨーロッパ中、約61,000ヶ所にある「つまずきの石」。ホロコースト犠牲者の名前、生まれた年、死亡した場所などが刻まれている10cm四方の真ちゅうのプレートです。ドイツ人アーティストのグンター・デムニヒが20年前にベルリンに埋めたのがはじまりでした。...
鹿沼市立北小学校の5年生と
今日は栃木県鹿沼市の北小学校で「ハンナのかばん」訪問授業でした。毎年5年生と学んで13年目! 今年も元気にたくさん質問をしてくれました。 「ユダヤ人以外にも殺された人はいたんですか?」 どんな想像を膨らませて、この質問をしてくれたのでしょう。たくましい想像力。...
アンネ・フランク特急?
「アンネ・フランク」と名付けられた学校は世界14ヶ国に 215校もあるそうです。公園や通りの名前になっていることも。日本では「アンネのバラ」が平和のシンボルとして学校などで大切に育てられています。ドイツ鉄道がこの度、新しい特急列車に「アンネ・フランク」号と名付けることを発表...
メディア掲載│カトリック新聞
『忘却に抵抗するドイツ』著者、『「ホロコーストの記憶」を歩く』共著者の岡裕人さんをドイツからお迎えして「ドイツの"記憶の文化"を考える」シリーズ第三弾! 今年はルターの宗教改革500年という切り口からお話していただきました。
記憶の文化を考える・第3弾
『忘却に抵抗するドイツ』著者・岡裕人さんを迎えて トークセッション ドイツの"記憶の文化"を考える ドイツの街を歩くと、ナチ時代の歴史を記憶する記念碑に出会います。道端や公園の片隅に、人々の日常の中に、負の記憶が溶け込んでいます。新しい記念碑が今も作られる一方で、向き合...