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杉並区立中央図書館にて

講演会「ハンナのかばん~悲しみを希望にかえて」

2000年、アウシュヴィッツ(※)から東京に届いた旅行かばん。
ハンナ・ブレイディと名前が書いてあった。
第二次世界大戦のとき、ハンナは13歳で短い生涯を閉じた。
 
「ハンナってだれ?」「どんな女の子だったんだろう?」
「ハンナにいったい何が起きたんだろう?」
かばんを見た子どもたちは考えた。
 
調べてみると、ハンナには家族でただ一人
奇跡的に生きのびた兄がいたことが分かり・・。
 
半世紀の年月と国境をこえて生まれた出会いの物語です。
原作『ハンナのかばん』は世界的なベストセラーになりました。
 
悲しいけれど、あったかい。命の物語。
ぜひお子さんと一緒に「ハンナのかばん」に会いにきてください。
「ハンナのかばん」も登場します

※アウシュヴィッツ

第二次世界大戦時、ナチ・ドイツがポーランドに作った絶滅収容所。約110万人が殺された。その多くがユダヤ人だった。現在は、世界遺産として公開され、昨年は200万人を超える見学者を迎えている。

NPO法人ホロコースト教育資料センター代表。

ホロコースト(ナチスのユダヤ人虐殺)を教材として命の尊さと人権を学ぶ出張授業を国内外の学校や自治体で1000回以上実施してきた。世界40ヶ国で出版されている児童書『ハンナのかばん』(ポプラ社)の登場人物。杉原千畝が発給したビザで日本まで逃げてきた人たち25名に取材を行う。愛知教育大学非常勤講師。大学生向けのアウシュヴィッツへのスタディツアーを引率している。

 日時   2017年8月6日(日) 午後2時~4時(開場1時30分)

 会場   杉並区立中央図書館 

      東京都杉並区荻窪3-40-23 

​            JR中央線、地下鉄丸の内線「荻窪駅」南口から徒歩10分

   講師   NPO法人ホロコースト教育資料センター代表・石岡史子

 

 

 

   対象         小学校高学年から大人まで

 参加費  無料

 問い合わせ&申し込み先

          7月15日(土)から、電話(03-3391-5754)または

          直接、杉並区立中央図書館へお申し込み下さい。

「ハンナのかばん」は全国の学校や町を訪問しています。

​ご案内はこちらからご覧ください。

ハンナとジョージの姿から、生きる勇気強く、優しい心を持つことを教えられました。

原作『ハンナのかばん』ご案内

カレン・レビン著、石岡史子訳

(ポプラ社刊、2002年)

​第49回青少年読書感想文全国コンクール課題図書

中学2年 (岐阜

カナダ

最優秀

児童文学賞受賞

(2003年)

イタリア

ユニセフ賞受賞

(2004年)

中学1年 (山梨) 

 

自分と容姿や考え方が違うというだけで人を差別するのではなく、まず一人の人間としてむきあえる心をもった人に成長いけるように努力したいです

小学6年 (東京) 

 

人と人の出会い、一冊の本との出会い、一つの物との出会いが、また新しい出会いを生み、人と人とがつながりあっていくことの不思議さや喜びを感じました。

小学校教諭 (高知) 

 

人間一人の命には無限の可能性がつまっている。その無限の可能性が良いことに使われたらいいなぁと思いました。私がその一人になれたらいいな。

小学5年 (東京) 

 

人間の弱さに恐れずに向き合っていきたいと思った。

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